根底には歌が

「音楽とは歌うこと」最近よく思い出す言葉の一つ。

どんな楽器の演奏であれ、根底には「歌」があり、「歌っているように」弾くことが魅力ある演奏には欠かせない要素であること、「歌心」を音に反映させてこそ魅力ある演奏につながる。

「歌心」を忘れないよう改めて肝に銘じ、明日からの練習も頑張ろうと思います。

課題曲セミナー

本日、ピティナ・ピアノコンペティション課題曲セミナーを受講して参りました。

私が受講したのはB級で、講師は金子勝子先生。以前ブログでも書かせていただいた『指メトード』を作られた先生です。

クラシック音楽では、時代を「バロック」「古典」「ロマン」「近現代」という4つの時代区分に分けます。それぞれの時代における特徴を踏まえて演奏することの重要性を再認識いたしました。

金子先生が一番強調されていた点は、「どの曲おいても、調性のイメージ(ヘ長調であれば、平和・のどかさ等)を念頭に置き、音楽・音作りをすること。そして常に音の行方(方向性)を意識していること。」でした。

今日学んだことを日々のレッスンに上手く生かせるよう努力して参ります。

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練習記録表♪

小学5年生、Hちゃんの今月の練習記録表♪

17日(木)に注目!

 sabori」の表記がローマ字でオシャレな雰囲気で笑えました☆同じ「サボリ」でも、書き方一つでずいぶん印象が変わるものです(笑)

私の教室では、一月に自分がどれだけ練習をしたか一目で分かるように正直に記録してもらっています☆(記入の仕方は、生徒一人ひとり異なります。)

*画像をクリックすると拡大します。

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第25回グレンツェンピアノコンクール

昨日(3月27日)浜離宮朝日ホールにて、グレンツェンピアノコンクール関東地区大会が行われ、小学3・4年生Aコースで私の生徒H.I.くんが優秀賞に入賞いたしました☆

演奏前、緊張感からかいつもより口数が少なかったHくんでしたが、演奏後に会ったときのスッキリとした表情が印象的でした。

入賞おめでとうございます!!

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調律

本日、調律師さんに来ていただき、ピアノの調律を行いました。

調律したばかりのピアノは、音の狂いが殆どないので、和音を弾いたときの音が整いとても気持の良い響きです。

以下調律作業中のピアノ。

張られた弦はチューニングピンに巻き付けられています。それをチューニングハンマーで調整します。(写真上2枚)

アクション(ピアノの中)を引き出した状態。(写真下2枚)

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ブルクミュラー

今年に入ってから、ブルクミュラー『25の練習曲集』に夢中になっております。

レッスンを受ける立場の時にはさほど魅力を感じなかった曲も、指導者として新たな目線で見ていくとなんと魅力的な曲が多い事でしょう!!

この魅力を是非生徒さんたちに伝えていきたい!!日々研究に励んでおります。

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私のレッスンでは、

バスティン『ピアノパーティーA~D』⇒バスティン『ピアノベーシックス1~3』⇒ブルクミュラー『25の練習曲集』へと進めております。

一人でも多くの生徒さんがこの曲集を通して「演奏し表現する」楽しさを実感してくれると嬉しいです☆

『25の練習曲集』私のお気に入りベスト3(2016年2月現在)

1.せきれい 2.やさしい花 3.バルカロール

曲のタイトルを表現に結び付ける

ブルクミュラー『25の練習曲』Op.100のレッスンでの一コマ。

第22曲『バルカロール』

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曲にも慣れてきて、フレーズ感も明確になってきたRちゃん。今回は、左手の和音それぞれの響きを生かしてメロディーとの関わりを結びつけるレッスン。

さて、和音の響きも感じられるようになったところで仕上げ。

イタリアのベニスの場所を世界地図で調べ、イメージ写真を目の前に演奏。

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お~!!集中力が高まり穏やかなゴンドラの揺れ、ゴンドラ漕ぎの歌が感じられる素敵な演奏になりました☆

イメージを音にする感覚は一人ひとり違う部分もありますが、何かを一生懸命表現している音は必ず聴き手に伝わります。

「人に伝わる音」を大切にレッスンしていきたいと思います。

 

 

グレンツェンピアノコンクール

2016年1月5日(火)横浜みなとみらいホール(大ホール)にてグレンツェンピアノコンクール地区本選が行われました。

H.M.さんが小学3・4年Aコース、H.I.くんが小学3・4年Bコースでそれぞれ優秀賞を受賞いたしました。二人は3月末に行われる関東大会に出場いたします。

おめでとうございます☆

 

謹賀新年

本年も、一人ひとりの生徒さんを大切に、基本理念に忠実にレッスンを進めて参ります。

~基本理念~

  • 一音一音を大切に心を込めて演奏できる生徒を育てる。
  • 良い音を感じることができる心と耳を育て、人の心を感じることができる人間へ成長させる。
  • 音楽の楽しさ、素晴らしさ、演奏し表現する喜びを共感し、豊かな心を育み、生命力あふれる人間としてお互いに成長する。
  • 目標⇒努力⇒継続⇒結果⇒自信⇒力のサイクルを常に意識、経験させ、自立型人間へ成長させる。
  • 一人ひとりを大切に、それぞれの人格と個性を尊重し、才能を伸ばし続ける指導者として常に努力し成長する。

宜しくお願いいたします。

伊藤寛之