Category Archives: コンクール

ぐにゃぐにゃ

ピアノを始めて間もない幼いお子さんの多くは、まだ手指の関節が弱くピアノを弾くときに、指の第一関節と第三関節が「ぐにゃり」と凹んでしまうケースが多くあります。

私は、第一関節を「指のおでこ」を出す。第三関節は「ホネのお山」を出す。と呼んで指関節を理想の形に導く声掛けで指導をしています。(写真、①第一関節、③第三関節)

指関節の強さにも個人差があり、もともとしっかりしているお子さん、声掛けをした直後はできるお子さん、一度や二度の声掛けでは全く改善しないお子さん、など様々です。レッスン中は、理想の手指にするための声掛けを適宜しています。

しかし、自宅練習の際のにお家の方(特にお母様)が手指の形について指摘をされると、お子さんは理想の形とは言えない形で弾いていても「できてるもん!」「やってるし」と反発してくるとのお話をよく耳にします。

そんなときは、口うるさく何度も指摘するよりも、理想の形とは程遠くても、「良い指の形だね!」と声掛けをすると、ピッと良い形になる場合もあります。但しこの声掛けは一度してみて効果がなければそれ以上はやめておきましょう。シンプルに、「ぐにゃぐにゃ指になってるよ」とさらっと指摘してあげても良いと思います。

最近、レッスン中にもシンプルに、「ぐにゃぐにゃ指だよ」と指摘す方が、「指のおでこ」「ホネのお山」と指摘するよりも、直観的に「理想の手指の形」に直すお子さんがいることに気付きました。

※なぜ「理想的な手指の形」で弾いた方が良いのか。簡単に言ってしまえば、「ピアノを弾くために必要な動作によるエネルギーを、ロスすることなくなく効率的に鍵盤に伝える」ためです。

「理想的な手指の形」作りへの一助となれば嬉しいです。

第17回川崎吹奏楽コンクール

今日は、M中学校に通う3年生の生徒さん2名が出場した、第17回川崎吹奏楽コンクールを聴きに行ってきました。      (ちなみにM中学校は、数十年前私も通っていた学校です。)

昨年に続き二度目の鑑賞・応援となりましたが、前回に比べて演奏のレベルが明らかに上がっていることが曲の開始と同時にわかる好演で、最後の音まで集中力の途切れない素晴らしいサウンドでした♪

金賞受賞に向けて努力していると語っていた彼女たちの思いが、アンサンブル全体のサウンドに良い緊張感と統率力をもたらしたのだと思います。

目標を持って物事に取り組む事のでモチベーションを高めることの重要性を再認識することができました。

Nちゃん、Yちゃん招待してくれてどうもありがとう☆

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ちなみに、NちゃんもYちゃんもピアノ歴は10年強。

今、Nちゃんは、ベートーヴェン『ピアノソナタ』第8番ハ短調《悲愴》第一楽章。Yちゃんは、先週月曜日までグリーグ『叙情小曲集』より《小人の行進》ニ短調を弾いていました♪

 

追記 コンクール結果は惜しくも銀賞だったそうです。

 

 

 

第26回グレンッエンピアノコンクール

7月21日(木)第26回グレンッエンピアノコンクール横浜地区予選が横浜みなとみらいホール(大ホール)で行われ、生徒さんのH.M.ちゃんが小学3・4年生Aコースに出場し優秀賞に入賞いたしました♪

おめでとうございます☆

H.M.ちゃんは2017年1月5日(木)に同ホールで行われる地区本選に出場いたします。

指導者賞

先日、第25回グレンツェンピアノコンクール指導者賞を受賞いたしました。

このコンクールでの指導者賞は、第23回コンクールから、3年連続の受賞となります。

結果を残してくれた生徒さんたちに、敬意を表すと共に、改めて感謝いたします。

どうもありがとうございます。

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第6回仙台国際音楽コンクールピアノ部門

本日、第6回仙台国際音楽コンクールピアノ部門予選2日目を聴いて参りました。(会場 日立システムズホール仙台)

時間の都合上、聴くことができたのは本日の出場者13人中5人のみでした。国際コンクールだけあり、どの出場者の演奏にも個性が感じられ、優れたテクニックと相まって素晴らしいものでした。

私が特に引きつけられ魅力を感じた出場者は2人。どちらにも共通していた点は、一つひとつの音が意味を持ち音楽を「語っている」こと。

ハイレベルな演奏を聴いて、演奏における本当に大切なことの一つに気づかせて貰うことができました。

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課題曲セミナー

本日、ピティナ・ピアノコンペティション課題曲セミナーを受講して参りました。

私が受講したのはB級で、講師は金子勝子先生。以前ブログでも書かせていただいた『指メトード』を作られた先生です。

クラシック音楽では、時代を「バロック」「古典」「ロマン」「近現代」という4つの時代区分に分けます。それぞれの時代における特徴を踏まえて演奏することの重要性を再認識いたしました。

金子先生が一番強調されていた点は、「どの曲おいても、調性のイメージ(ヘ長調であれば、平和・のどかさ等)を念頭に置き、音楽・音作りをすること。そして常に音の行方(方向性)を意識していること。」でした。

今日学んだことを日々のレッスンに上手く生かせるよう努力して参ります。

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第25回グレンツェンピアノコンクール

昨日(3月27日)浜離宮朝日ホールにて、グレンツェンピアノコンクール関東地区大会が行われ、小学3・4年生Aコースで私の生徒H.I.くんが優秀賞に入賞いたしました☆

演奏前、緊張感からかいつもより口数が少なかったHくんでしたが、演奏後に会ったときのスッキリとした表情が印象的でした。

入賞おめでとうございます!!

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グレンツェンピアノコンクール

2016年1月5日(火)横浜みなとみらいホール(大ホール)にてグレンツェンピアノコンクール地区本選が行われました。

H.M.さんが小学3・4年Aコース、H.I.くんが小学3・4年Bコースでそれぞれ優秀賞を受賞いたしました。二人は3月末に行われる関東大会に出場いたします。

おめでとうございます☆