Category Archives: コミュニケーション

5-4=1!?

先日、中3の生徒さんのレッスンでの一コマ。

画像の○印の指使いに初めて遭遇した時のTさんの一言。

 

「これは5引く4だから1の指てことでしょ!」

??

私は、Tさんが急に何を言い出したかと理解できず、「なんのこと?」と聞き返すと、曲中の指使いのことを言っていることがわかりました(汗)

なるほどー!!

○印の箇所は、5の指で弾いたあと、音を弾き直さずに4の指に変えるという「変え指」の指示なのですが、Tさんは、5ひく4の計算式だと思い咄嗟に、1と導き出したのです!

こういう発想に巡り合うたびに、発想力の豊かさにブラヴォー!と叫びたくなるのと同時に、指導者にとっての「当たり前」が、「当たり前で」なく存在していることへの認識も新たにさせてくれます。

感謝!!

ピティナ ピアノ ステップ

一昨日、6月15日(土)ピティナ ピアノ ステップ 町田地区に、伊藤ピアノレッスンスタジオの生徒さんがご兄妹で参加しました。

Rちゃん(小3)は、基礎1でステップデビュー♪
課題曲 フランス民謡/バスティン編曲《アロエッテ》と、自由曲 ギロック作曲《スクエア ダンス》を演奏。

Sくん(小6)は、応用2で3回目の参加!
課題曲 ツェルニー100番から第61番 ハ長調、自由曲 クーラウ作曲《ソナチネ》Op.55-2 ト長調より第一楽章を演奏。

当日は会場に足を運ぶことができませんでしたが、終了後お母様からご報告を頂きました。転載のご許可を頂きましたので下記に掲載します。

「Rは初めてだったので、前日~出発前まで緊張の固まり状態でした(笑)
でも演奏は気持ちを切り替えたのか、きちっと弾いていました!
Sは当日の朝から緊張しはじめ、本番では最初の「お辞儀」を忘れ、そのまま着席し演奏に入ってしまいました(笑)
でもこれはSの“あるある”なので、放っておきました。言うと泣くので(^^;)
Sの方が緊張が演奏に出てしまった様に感じましたが、後半からしっかり弾いていました。色々反省点があったみたいです。自分で反省点を気づくのも成長を感じました。曲の難易度が上がりましたが頑張って弾きました。
様々な子がいるので、毎回勉強になります。」

お母様が、二人の本番での演奏動画を送ってくださり拝見しましたが、本番に向けてレッスンと練習で積み重ねてきたことが演奏からも聴き取ることができ、その成長を頼もしく思いました。

ピティナ ピアノ ステップにご興味をお持ちになられた生徒さんは、伊藤寛之までお気軽にご相談くださいませ。

~余談~
本番直前のレッスン時にRくんは突き指をしていたそうで…。

「実は今週突き指をしてまして毎日湿布を貼りながらの生活だったので心配でした。ピアノの時は先生に迷惑がかからない様に外してました(^^;)」

本番前最後のレッスン時、私はそのことに全く気付いていませんでした・・・。
お母様とRくん、優しいお気遣いありがとうございました。

《生徒さん・保護者の方の声》

《生徒さん・保護者の方の声》にN.K.ちゃん(保育園年少)のお母様の声を追加いたしました!

Nちゃんは、3歳2か月の時に伊藤ピアノレッスンスタジオに入会し、ピアノのレッスンを始めました。
レッスンを始めるにあたり、Nちゃんのお母様は、3歳という年齢と初めての習い事ということで、見えぬ不安を抱かれておられました。

Nちゃんは、とても素直で「自分の気持ちを自分の言葉」で伝えてくれる頼もしいお子さんです。 ごく初期のレッスンでは、数字と見た目の数を一致させることや、ドレミの音の並びと鍵盤のドレミの位置を覚えること。ドレミを模倣して歌う。音符の種類と音価の一致。リトミック的に体を動かすなど、基本的な事項にゆっくり時間をかけて取り組みました。
その一部は、内容を発展させながら現在も継続して取り組んでいます。

様々な課題に取り組む中で、Nちゃんは、わからないことや不安なことは、「Nちゃんわからない・・・」自ら言葉で伝えてくれ、こちらとしてはとても助かります。一方、自信があることに関しては、「Nちゃんできるし!」と頼もしい限りです。

ご両親は共働きで1歳のお子さん(Nちゃんの弟)もいらっしゃいますが、お時間の許す範囲で自宅の練習のサポートにご協力くださり、レッスンを円滑に進めるための一助となっており、とても有難いです。
自宅での練習は、初めから全てが理想通りに進められたのではなく(お母様も色々と葛藤され)、Nちゃんの気分や練習姿勢・態度に波がある中で徐々に「練習すること」は「どういうことか」が少しづつ身に付き始めているようです。(お母様もサポート・言葉がけ上手になりつつあるようです)

今後も、目の前の一人ひとりの生徒さんにとって、ベストなレッスンを提供できるよう努めて参ります。

《生徒さん・保護者の方の声》

《生徒さん・保護者の方の声》にJ.H.くん(小2)のお母さまの声を追加いたしました!

Jくんがレッスンを始めた頃からの変わらない印象は、とても素直でお喋りが大好き。
新しく習う事項等は、その場ですぐに飲み込み、あまり苦労せず出来るようになってしまう器用なタイプ。(視覚重視で、見て覚えることが得意)
ただし、その場ではすぐにできても、新しく習ったことの定着には時間がかり、自宅での練習では新しく習ったテクニック等の応用が利かず、翌週のレッスンでは同じ事を指摘されてしまいます。
でも、指摘をすると直ぐによい方向に修正出来てしまいます。

要は、レッスンでは、私の手本を見た目(視覚)で覚え、耳(聴覚)で覚える分量が少なく、自宅での練習の時には、自分の音を聴きながらの練習ができておらず、”できているいるつもり、やっているつもり″になってしまっていたのです。

レッスン中は、私が手本を弾いてJくんに聴いてもらう。→Jくんが弾く。→私が、「今の弾き方と音はどうだった?」というやり取りを繰り返しています。
「今の弾き方と音はどうだった?」と言う問いかけに、「わかんない」を繰り返していたJくんに変化が見え始めたのは、昨年の発表会の直後から。
レッスン時と自宅での練習時の音の聴き方に少し変化が生じてきたようで、レッスンで指摘されたことを翌週も同じように指摘されることが随分と少なくなってきました。
Jくんは発表会で難易度が高めの曲にチャレンジしたため、その分負荷がかかり、その反動で普段のレッスンの曲がラクにこなせるようになり、心と耳に余裕が生じたようです。

今後も一人ひとりの生徒さんの個性を生かしながら、「楽しく!正しく!」をモットーにレッスンを行って参ります。

400マス 続々と!

レッスンで使用している、400マスチェック表。

レッスンで曲が仕上がり○がついたり、《聴音楽典パーティー》や《セオリー》の問題の解答が正しく○が付くと、○の数に応じて400マスチェック表にチェックを付けるようにしています。(○1つ→チェック1つ、花丸1つ→チェック2つ)

400マス全てがチェックで埋まると、賞品の入ったカゴから自分の好きな物を選んで一つ貰うことができるため、生徒さんたちには大好評☆

12月に入り一気に5人の生徒さんが達成!!400マス達成ラッシュです(汗)

今日は、賞品カゴの賞品を追加しました!

皆さん、一曲一曲を丁寧に練習して仕上げ、《聴音楽典パーティー》や《セオリー》の答えは、落ち着いて正確に書き、実力を伸ばしながら400マス達成を目指してくださいね!

 

みんな頑張りました♪

昨日、2018年 伊藤ピアノレッスンスタジオ ピアノ発表会が無事に終わりました♪

ご家族をはじめ、関係者、スタッフの皆様に改めて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

今回の発表会には生徒さん42名と、賛助出演のお母様7名、ゲスト出演1名の総勢50名が出演。午前の部と午後の部に分けて行いました。

初めて発表会に出演する生徒さんから、レッスン継続12年を超える生徒さん、音大に進学し、教室を巣立った生徒さんまでが日頃の練習成果を発揮し、素敵な演奏を聴かせてくれました☆

出演者の皆さん、本当にありがとうございました!!そしてお疲れ様でした!

これからも、一人ひとりの生徒さんを大切に、音楽と演奏する喜びを共感しながら、未来志向でレッスンを進めて参ります。

よろしくお願いいたします。

午前の部集合写真

午前の部継続表彰

午後の部集合写真

午後の部継続表彰

親子で連弾

 

 

 

モーツァルトの楽譜

今日は、10時からヤマハ横浜店さんで行われた、久元祐子先生の講座『2014年に発見された自筆譜に基づく新バージョンで弾こう!モーツァルトKV331 ピアノソナタ(トルコ行進曲付き)』を受講して参りました。

自筆譜、筆写譜、初版、原典版の違いのお話から始まり、ピアノソナタ イ長調 KV331の2014年発見自筆譜に基づく原典版と、これまで慣れ親しみ耳慣れた原典版との違い。原典版に書かれていないことを、どう読み取り音のニュアンスを作っていくか等、詳細に学ぶことができました。
特に、モーツァルトをピアノで演奏する際のペダリングのコツを見聞することができたのは最大の収穫でした。
久元先生の足元を観察していると、あるパッセージでは驚くほどペダル(ダンパーもウナコルダも)の踏みかえが細かく、タッチだけではできない音のニュアンス付けの極意を窺い知ることができました。
久元先生は素晴らしいピアニストでいらっしゃいますが、ペダリスト(私が久元先生のペダリングを見て思いついた造語)で在られます。
更にファン度が増しました♪

 

《生徒さん・保護者の方の声》

《生徒さん・保護者の方の声》にI.T.ちゃん(小2)とお母様の声を追加いたしました!

I.T.ちゃんは小1の7月から伊藤ピアノレッスンスタジオに通い始めました。それ以前は他のお教室に通われていました。

当教室に通い始めた時から、言葉によるコミュニケーションを楽しめるお子さんとの印象があり、レッスンではその部分を生かしながら、「楽しく!正しく!」レッスンにを進めていく事を心がけています。

 

《生徒さん・保護者の方の声》

《生徒さん・保護者の方の声》にN.F.さん(高2)とお母様の声を追加いたしました!

N.F.さんは、幼稚園年中で、伊藤ピアノレッスンスタジオにご入会され、バスティンメソッド《ピアノパーティ》シリーズでレッスンを始めました。

2018年8月31日(金)に教室を卒業するときには、ベートーヴェン ピアノソナタ 第8番 ハ短調Op.13『悲愴』の第一、第二楽章をきっちり仕上げて、ピアノのレッスンに通うことには一度ピリオドを打ちました。

レッスンを継続していく中で、発表会の出演。ピティナのピアノステップでは、10回継続表彰を目標に定期的に参加し、見事目標を達成。10回目の参加では、音楽的にも大きく成長した姿を演奏から感じ取ることができ、「継続は力なり」の言葉が頭に浮かび感動したことを思い出します。

最後のレッスンでは、ピアノを一通り弾いた後に、これまで出演した発表会のプログラムや写真を見たりしてお母様と共に振り返り、懐かしい思い出話にも花が咲きました。

「最近本当にピアノが楽しくなってきました。いつかまたレッスンに通いたいです!」と言ってもらえ、感謝の気持ちで送り出すことができました。

N.F.さんのレッスンを通して、私自身も指導者として一緒に成長させて頂きました。

12年と8カ月本当にありがとうございました!

いつの日か、レッスンの再開を楽しみに待っています。

自己アピール

11月3日(土・祝)川崎市産業振興会館で開催する、伊藤ピアノレッスンスタジオピアノ発表会に向けて、準備作業を進めております。

今回は、出演する生徒さんに「自己アピール」を書いてもらい、ホールのロビーに掲示してみようと思いつき、コメント用紙を作成しました。

配布は、9月19日(水)から順次行っております。
発表会に出演する生徒さんが、どのような思いで本番に臨むのか、またそれまでの努力の過程など多少なりとも知って頂くきっかけになればと思います。
私自身も、生徒さん一人ひとりの発表会にかける思いを更に良く知り、受け止めてサポートして行くための素材になると信じております。