モーツァルトの楽譜

今日は、10時からヤマハ横浜店さんで行われた、久元祐子先生の講座『2014年に発見された自筆譜に基づく新バージョンで弾こう!モーツァルトKV331 ピアノソナタ(トルコ行進曲付き)』を受講して参りました。

自筆譜、筆写譜、初版、原典版の違いのお話から始まり、ピアノソナタ イ長調 KV331の2014年発見自筆譜に基づく原典版と、これまで慣れ親しみ耳慣れた原典版との違い。原典版に書かれていないことを、どう読み取り音のニュアンスを作っていくか等、詳細に学ぶことができました。
特に、モーツァルトをピアノで演奏する際のペダリングのコツを見聞することができたのは最大の収穫でした。
久元先生の足元を観察していると、あるパッセージでは驚くほどペダル(ダンパーもウナコルダも)の踏みかえが細かく、タッチだけではできない音のニュアンス付けの極意を窺い知ることができました。
久元先生は素晴らしいピアニストでいらっしゃいますが、ペダリスト(私が久元先生のペダリングを見て思いついた造語)で在られます。
更にファン度が増しました♪