本年もチャレンジ曲(大曲)を決めました!!
ショパン《アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ》変ホ長調Op22
昨年末に購入したCD、スイスのピアニスト、カール・アンドレアス・コリーさんのショパン《ポロネーズ全集》の見事な演奏に触発を受け本日から練習を開始しました。
目標としては半年かけて仕上げ、7月からは新たな大曲に取り組みたいです。
自らの研鑽を怠らず、その成果を生徒さん一人ひとりに還元させて頂きたいと思います。
本年も、何卒宜しくお願いいたします。
ピアノを演奏する際の姿勢は、良いに越したことはありません。
導入期のお子様は(身長110㎝前後~150㎝前後)、ピアノの椅子に座ると足が床にとどかず、重心が不安定になります。
そのため、レッスンでは足台や補助ペダルを使用しております。しかし、生徒さんが自宅で練習する際は、殆どの場合、足台や補助ペダルを使用していないのが現状です。
週に一度レッスン時の使用だけですと、足を足台や補助ペダルに乗せ、安定した姿勢を身に付けることはなかなか難しいです。鍵盤に上手く重心を乗せることが難しく、手首も下がりがちになり、良いフォームを作る妨げになることもございます。ご家庭でも導入の初期段階から、足台・補助ペダルの使用をおすすめいたします。
また、バスティン教材で導入の場合、ピアノベーシックス《おけいこ1》 p.34「ペダルの使い方」ではダンパーペダル(一番右側のペダル)の使用が開始されます。その際、ご家庭での練習に役に立つアイテムが、「アシストスツール」「アシストペダル」「アシストハイツール」です。(身長130㎝前後から)
Jくん(小1)のご両親は、ダンパーペダルの導入に際し(11月)ウェブで、「アシストスツール」「アシストペダル」「アシストハイツール」をセット購入されました。自宅では電子ピアノで練習していますが、購入された製品は問題なく使用できていることのことです。金額もメルカリの中古品と比較してくださり、あまり変わらない点をこれから検討される方のご参考にと。ご報告してくださいました。Jくんは、「アシストセット」を使用することで、ペダルの導入段階から良い姿勢で練習で無理なくペダルを踏めています。
*この記事の内容は、当教室で発行している《ピアノ通信vol.25》からの転載です。一部編集しております。
以下の画像は、レッスンで使用している足台・補助ペダルです。
補助ペダル付き足台(M60S)身長115㎝前後~135㎝前後の生徒さんに使用
足台 身長110㎝前後~130㎝前後の生徒さんに使用
フィットペダル 身長130㎝前後~150㎝前後の生徒さんに使用
年長さんのKちゃん(女の子)のレッスンでの一コマ。
レッスンがひと段落して、レッスンノートに宿題の内容を書きながら、幼稚園の給食やお弁当についてKちゃんに聞いてみました。この日はお弁当だったらしく、その旨を答えてくれました。
私「お弁当には好きなものが入ってた??」
Kちゃんは照れくさそうに「うん!」
私「好きな何が入っていたの?」
Kちゃん、「ふりかけ!!」とにっこり♪
レッスンに付き添われていたお母さまにとっては意外な答えだったらしく。「えっ!?」と一言。苦笑されていました。
(私も、答えは卵焼きや、からあげなどだろうと思い込んでおりました・・・。)
いやー、その子のことを「知ったつもりになっていてはいけないなー」思い込みや独りよがりで目の前の一人に向き合うのではなく、深く相手を知ることの大切さに改めて気づかせてもらいました。
Kちゃん、ありがとう☆
sale(セール)!!この文字に誘われて、クラシックのCDを11枚、まとめ買いしてしまいました!
saleの頭に「怒濤の…」などとついていて、本当にお買い得感がありどれも欲しくなってしまいましたが…。
全て購入するわけにもいかず、今回は、以前から気になっている日本人ピアニストに限定して、11枚を選んでみました。(画像では、1枚貸し出し中で10枚です。)
演奏会に足を運んで聴くのがベストですが、CDで聴いてもそれぞれのピアニストの音楽性や個性、解釈が聴き取れ大きな刺激を受けております。
「聴く力(鑑賞力)」は、良い音楽を聴いて、素晴らしさを感じとる力のことです。弾くことだけで終ってしまいがちな日々の練習ですが、良い音楽をCDなどで聴くことも是非取り入れて頂きたいと思います。
良い音楽を耳にしなければ、「どこが素敵か」「何が美しいか」「何が感動」なのかは本当にはわかりません。「聴く力(鑑賞力)」がつけば自ずと感性も磨かれて音楽性も育まれていきます。
また、様々な楽曲を耳にすることで、数多の曲を知ることや、弾いてみたい曲が増えたりと相乗効果もあります。同じ曲を複数のピアニストで聴き比べることもオススメです。
立冬を向かえ、秋から本格的な冬へと移り行くこの季節。
ご家族でクラシックCDの鑑賞会などしてみてはいかがでしょうか!?
余談ですが、私はクラシックのCDを500枚以上所有しております。
小学3年生のHちゃんが、一緒にレッスンへ通ってくれているお姉ちゃんのレッスンが終わるまでの待ち時間に、画像(クリックで拡大可)のお話と絵を書いて、私にプレゼントしてくれました。
なかなか良く書けているので、皆様にもご紹介させていただきます。
ちなみに、題材はレッスンのご褒美シールで、課題が一つ合格するごとに一枚貰えることになっています。
貰った、野菜とハロウィンのシールから、秋と10月。10月のイベントを八百屋さんを舞台に展開し、「ついでにレタスをくれました。」という落ちまでついていて見事だなぁ。と感心したのと同時に、とても愉快な気持ちになり大笑いしてしまいました。
国語の専門家ではありませんが、起承転結ができているので、普段から本を良く読んでいるのかな?国語が好きなのかな??曲によっては、曲に歌詞やお話をつけさせてみたらさらに表現の幅が広がるかも!?などと想像を廻らせながらこの記事を書いております。
レッスンのヒントはどこに潜んでいるかわかりません(笑)
※この生徒さんは、楽曲を“きっちりと”弾くことが得意です。
11月に行われる、矢向中学校の合唱コンクールの伴奏者が更に決定!
3年生 S.I.さん
おめでとうございます!
中学最後の合唱コンクール。皆の記憶に残るような素敵な演奏で歌声を支えてくださいね!!
11月に行われる、矢向中学校の合唱コンクールの伴奏者が続々と決まりつつあります。
1年生 H.M.さん、Y.K.さん(二人ともオーディションにて合格)
2年生 N.I.さん、M.N.さん
おめでとうございます!
最高の伴奏でクラス皆の歌声を支えてくださいね!!
まだ大譜表を読むことができなくても、「知っている曲」が弾きたい!!
生徒さんと親御さんのリクエストにお答えして、早速『みんな知ってる!プレリーディング曲集』を用意しました。
そのいきさつは…。
先週のレッスンで、大譜表を読むことに集中できなく、その後、メインテキストにもなかなか興味が向かなかったKくん(年長)。
レッスン終了後に、レッスンに付き添われていたお父様からご提案を頂きました。
「発表会では、Kも知っている曲を弾いたので、練習も楽しくできていたようです。普段のレッスンでも、一月に一曲くらいの長期スパンで知っている曲も取り入れてもらえないでしょうか。」
すかさずKくんも、《ぶんぶんぶん》が弾きたいとリクエスト!
私はハッとしました!
そしてお父様のご提案に全面的に賛同いたしました。
発表会が終わったばかりなので、読譜力をつけることや、メインテキストを進めることばかりに気を取られてしまっていたのです。
指導者の価値観と、生徒さんの価値観の擦り合わせの必要性に改めて気づかされる出来事でした。
こういったご意見を大切に、指導者としての立場からの価値と、生徒さん側の価値とニーズに柔軟に対応し、一人ひとりの生徒さんに寄り添ったより良いレッスンをできるように精進して参ります。