先週6月27日(土)浜離宮朝日ホールで行われてたグレンツェンピアノコンクール全国大会に生徒のYちゃんが出場し、準優秀賞を受賞いたしました。おめでとうございます☆
Yちゃんのお蔭で、私も指導者賞をいただくことができました。ありがとうございます!
子どもたちのレッスンをしていると「発想の豊かさ」を思い知らされることがあります。
今回は、Sくん歳のレッスンでのこと。
私の教室で導入期に使用しているテキスト、バスティン『ピアノパーティー』では音程(音と音の隔たりを数字で表す。隣同士の音は2度、一つ飛ばしは3度・・)読みを身につけ、読譜が早くなるようにレッスンを進めていきます。この音程を視覚的に認識させるため曲を弾く前に、二度音程の音は線で結び、3度音程の音程には×印を書き込みます。
Sくんは2度音程を線で結ぶ際に直線ではなく、ギザギザの線で結びました。そして、演奏する際になんと・・・ギザギザの箇所で手首を左右に振りながら弾くのです!!
私は何故Sくんが手首を左右に振るのか分からず、本人に尋ねました。
Sくんは「だってギザギザだから」と答えました。
なるほど!!「ギザギザ」の線を手首を左右に振る奏法として表現していたのです。(直線の箇所では手首を振らないのです!)
Sくんの発想力の豊かさと、これからの成長に頼もしさを覚えます。
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昨日のOちゃん(6歳)のレッスンでミラクルが起こりました!
ピアノの音だけ(歌詞は付けずに、ドレミなどの音だけで)を使って、お昼ご飯に食べたものを私が質問し、音だけで答えてもらいました。
私が「♪ドーミーソミド」(心の中では、何食べた??と思って弾いています)
Oちゃんは「♪レーファファ・ラ・ラ」と弾いて答えました。
さて・・・すこーし考え、私は答えました。
「サンドイッチ!?」
Oちゃんも付き添いのお母様も驚きの表情!!
「えっ、当たり!!」
そう、当たったのです☆
このレッスンでの私の狙いは、聴いている人に自分の思いを音(音楽)に託して伝えること。聴き手は、弾いている人の心の言葉(思い)は分からなくても、弾き手がその思いを音(音楽)を通して人に伝えようとすることの大切さ・面白さを伝えたかったのです。
要は、音(音楽)を通してのコミュニケーション。音(音楽)で語れる楽しさを伝えていきたい!
Oちゃんは、音(音楽)でコミュニケーションが取れることを証明してくれました。
私が行っている美容室で、私と美容師さんの会話から・・・。
【私】 久々に会った友達に開口一番「シワ増えたね~っ!!」と言われてしまったんです・・・。自覚があったのでかなりショック!
【美容師さん】「責任感のある顔になったんだ!」と言えばいいのよ~!!
【私】「それ名言」です!
なるほど~。顔のシワを指摘されたら、或は自分で気になったら『責任感のある顔』になったんだ♪と前向きに捉えます(笑)