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ロシア・ピアニズム

一昨日、原田英代先生のご著書『ロシア・ピアニズムの贈り物』出版記念 ピアノ・レクチャーコンサートを拝聴してまいりました。
会場はヤマハ横浜店5階A教室。

ロシアピアにズムの本質は、「音楽の語り」でり、「ロシア人は、ダイナミックなことが好き」なので、「フレーズの抑揚が」重視されること、帝政ロシアからの歴史の概略、ロシアの自然、重量奏法についてとお話が進んだところでレクチャーの開始。

重量奏法に必要な姿勢、手と指、腕、肩、鎖骨、首などの関連性について、希望者が原田先生によるレクチャーを受けました。

レクチャーがひと段落したところで、いよいよ演奏の開始。
一曲ずつ解説を交えながら以下の曲が演奏されました。

ラフマニノフ『前奏曲』Op.3-2、Op.32-12『幻想小曲集』より「エレジー」
チャイコフスキー『四季』より2月「謝肉祭」3月「ひばりの歌」『ドゥムカ』
シューベルト『即興曲』Op.90-2

演奏されるすべての音が意味を持ち生きた音として語られ・伝わってくる・・・。

充実した幸せなひと時でした。

今度は、ホールトーンで原田先生の演奏を聴きたい!!

終演後、先生の御著書にサインをいただきました☆

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共感・感性

導入期の指導に使用している『バスティン・ピアノパーティー』シリーズ。

『ピアノパーティーA』の中に《にひきのくろねこ》とい曲があります。曲には「はちが おいかけて~ ねこが かくれたよ~」と歌詞が付いています。

4歳女の子Sちゃんのレッスンでの一コマ。

上記の曲を一緒に歌いながら弾き終わってSちゃんが一言。

「せんせいおおきすぎるよ!!」

私は「かくれたよ~」を小さな声で歌ったのですが、Sちゃんのピアノの音と歌声は、私の声よりもさらにさらに小さかったのです!!

Sちゃんは、隠れた猫が蜂に見つからないように、歌詞と音楽に共感して表現していたのです!!私は感動しました。

この共感力と・感性が頼もしいです☆

ふと空を眺めると、何とも不思議な形の雲がたくさん浮かんでいました☆

夏の入道雲はよく見かけますが、このような雲はなかなか見ることができないので、思わず写真を撮ってしまいました。

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グレンツェンピアノコンクール☆

昨日、横浜みなとみらいホール大ホールに於いて、グレンツェンピアノコンクール横浜地区予選が行われました。

小学3・4年Aコースに生徒二名が出場し、Hちゃんが準優秀賞、Hくんが優秀賞に入賞し予選を通過いたしました☆

おめでとうございます!!

練習を初めてた頃と、昨日の本番での演奏を比べると大きな成長を感じられ頼もしく思いました。また、そこに至るまでの本人たちの努力を大いに讃え、サポートくださったご家族の皆様に衷心より感謝申し上げます。

吹奏楽コンクール

本日、川崎吹奏楽コンクール【中学校の部 A部門】を聴きに行ってきました。

私が卒業した中学校に通い、吹奏楽部に所属する生徒2名NちゃんとYちゃんが出演。二人の楽器はパーカッション。真剣な表情と凛々しい演奏姿が本当にカッコ良かった!!ピアノ以外で熱演する姿に感動!!全体のサウンドも良く纏まっていて胸が熱くなりました☆

レッスン以外の場でも二人の成長が感じられ嬉しいひと時でした☆☆☆

結果は、惜しくも銀賞だったそうです。

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継続

本日は、私の元生徒Kくんのピアノ発表会に行ってきました。

元生徒ということについての経緯は書きませんが、小学校中学年のときに私の元を離れて、高校2年生になった今でもピアノを続けてくれていることに頼もしさと嬉しさを覚えます。

Kくんが演奏したのは、モーツァルトの『トルコ行進曲』。ピアノを習い始めた当時からKくん憧れの曲でした。今回、その『トルコ行進曲』を聴くことができて感無量でした!!

ピアノのレッスンを継続した者にしか得ることができない貴重な宝物をKくんは手に入れたと思います。

写真はKくんと。

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初夏スタイル☆

Sai Hairさんに行ってきました。

今回で2回目ですが、やっぱり居心地が良いんです!!そして確かなカット技術☆

今回は、積年の悩みであった「もみあげ」の癖を、西原さんのオリジナル技法により解決してもらいまして、大満足の仕上がりに☆

写真はSai Hairさんの前で。

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子どもの発想☆

子どもたちのレッスンをしていると「発想の豊かさ」を思い知らされることがあります。

今回は、Sくん歳のレッスンでのこと。

私の教室で導入期に使用しているテキスト、バスティン『ピアノパーティー』では音程(音と音の隔たりを数字で表す。隣同士の音は2度、一つ飛ばしは3度・・)読みを身につけ、読譜が早くなるようにレッスンを進めていきます。この音程を視覚的に認識させるため曲を弾く前に、二度音程の音は線で結び、3度音程の音程には×印を書き込みます。

Sくんは2度音程を線で結ぶ際に直線ではなく、ギザギザの線で結びました。そして、演奏する際になんと・・・ギザギザの箇所で手首を左右に振りながら弾くのです!!

私は何故Sくんが手首を左右に振るのか分からず、本人に尋ねました。

Sくんは「だってギザギザだから」と答えました。

なるほど!!「ギザギザ」の線を手首を左右に振る奏法として表現していたのです。(直線の箇所では手首を振らないのです!)

Sくんの発想力の豊かさと、これからの成長に頼もしさを覚えます。

画像はクリックすると拡大されます。

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