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古典派

本日午前中、サルビアホール(音楽ホール)で行われた赤松林太郎先生による《古典派》の演奏法講座に参加して参りました。

ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンの作品の中からモーツァルトの『ソナチネ』と『ピアノソナタ』を中心に、解釈や奏法について説得力のあるお話と実演を見聞きし、知識と共に理解を深めることができました。帰宅後は講座で学んだモーツァルトの『ピアノソナタ・変ロ長調・K570』を赤松先生の仰っていた奏法と解釈でおさらいしてみました。なるほど!!ペダルの踏み方や十六分音符の速いパッセージなど、よりモーツァルトらしい音と表情になるではありませんか♪良い学びをしました。

季節感

小学2年生Oちゃんの練習記録表♪

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左上のイラストにご注目!!なんともかわいいイラストが☆3月は《ひな人形》4月は《桜》と季節感の演出に感心したので掲載させていただきました。普段の練習記録もカラフルで楽しいですね☆

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練習記録表の書き方は基本的に自由です。練習したテキスト、曲名や練習時間等。自分らしく記録してみましょう☆

 

根底には歌が

「音楽とは歌うこと」最近よく思い出す言葉の一つ。

どんな楽器の演奏であれ、根底には「歌」があり、「歌っているように」弾くことが魅力ある演奏には欠かせない要素であること、「歌心」を音に反映させてこそ魅力ある演奏につながる。

「歌心」を忘れないよう改めて肝に銘じ、明日からの練習も頑張ろうと思います。

課題曲セミナー

本日、ピティナ・ピアノコンペティション課題曲セミナーを受講して参りました。

私が受講したのはB級で、講師は金子勝子先生。以前ブログでも書かせていただいた『指メトード』を作られた先生です。

クラシック音楽では、時代を「バロック」「古典」「ロマン」「近現代」という4つの時代区分に分けます。それぞれの時代における特徴を踏まえて演奏することの重要性を再認識いたしました。

金子先生が一番強調されていた点は、「どの曲おいても、調性のイメージ(ヘ長調であれば、平和・のどかさ等)を念頭に置き、音楽・音作りをすること。そして常に音の行方(方向性)を意識していること。」でした。

今日学んだことを日々のレッスンに上手く生かせるよう努力して参ります。

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練習記録表♪

小学5年生、Hちゃんの今月の練習記録表♪

17日(木)に注目!

 sabori」の表記がローマ字でオシャレな雰囲気で笑えました☆同じ「サボリ」でも、書き方一つでずいぶん印象が変わるものです(笑)

私の教室では、一月に自分がどれだけ練習をしたか一目で分かるように正直に記録してもらっています☆(記入の仕方は、生徒一人ひとり異なります。)

*画像をクリックすると拡大します。

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第25回グレンツェンピアノコンクール

昨日(3月27日)浜離宮朝日ホールにて、グレンツェンピアノコンクール関東地区大会が行われ、小学3・4年生Aコースで私の生徒H.I.くんが優秀賞に入賞いたしました☆

演奏前、緊張感からかいつもより口数が少なかったHくんでしたが、演奏後に会ったときのスッキリとした表情が印象的でした。

入賞おめでとうございます!!

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調律

本日、調律師さんに来ていただき、ピアノの調律を行いました。

調律したばかりのピアノは、音の狂いが殆どないので、和音を弾いたときの音が整いとても気持の良い響きです。

以下調律作業中のピアノ。

張られた弦はチューニングピンに巻き付けられています。それをチューニングハンマーで調整します。(写真上2枚)

アクション(ピアノの中)を引き出した状態。(写真下2枚)

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ブルクミュラー

今年に入ってから、ブルクミュラー『25の練習曲集』に夢中になっております。

レッスンを受ける立場の時にはさほど魅力を感じなかった曲も、指導者として新たな目線で見ていくとなんと魅力的な曲が多い事でしょう!!

この魅力を是非生徒さんたちに伝えていきたい!!日々研究に励んでおります。

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私のレッスンでは、

バスティン『ピアノパーティーA~D』⇒バスティン『ピアノベーシックス1~3』⇒ブルクミュラー『25の練習曲集』へと進めております。

一人でも多くの生徒さんがこの曲集を通して「演奏し表現する」楽しさを実感してくれると嬉しいです☆

『25の練習曲集』私のお気に入りベスト3(2016年2月現在)

1.せきれい 2.やさしい花 3.バルカロール

曲のタイトルを表現に結び付ける

ブルクミュラー『25の練習曲』Op.100のレッスンでの一コマ。

第22曲『バルカロール』

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曲にも慣れてきて、フレーズ感も明確になってきたRちゃん。今回は、左手の和音それぞれの響きを生かしてメロディーとの関わりを結びつけるレッスン。

さて、和音の響きも感じられるようになったところで仕上げ。

イタリアのベニスの場所を世界地図で調べ、イメージ写真を目の前に演奏。

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お~!!集中力が高まり穏やかなゴンドラの揺れ、ゴンドラ漕ぎの歌が感じられる素敵な演奏になりました☆

イメージを音にする感覚は一人ひとり違う部分もありますが、何かを一生懸命表現している音は必ず聴き手に伝わります。

「人に伝わる音」を大切にレッスンしていきたいと思います。