タイトルに惹かれて購入。読み始めたばかりですが、内容も興味深いです!!
自分が奏する音を大切にして良く聴けることは、他者の奏する音も同様にに聴けること。
他者の奏する音を大切に聴ける子は、人の話をも同じように聴くくことができる。
人の話を大切に聴くことは、相手を大切に思う心。
人の話を大切に聴けば、自分の話もそのように聴いて貰える。
ピアノを習うことで、表現力・共感力・美的感動・自己管理能力・自己判断力等様々なことを身につけ卒業していった生徒。
その根本は「自分の出す音を良く聴き・感じる」ことから始まっていたのかな・・・。
※本文中の「話を聞く」の漢字は敢えて「聴く」を使用しております。
発表会まで残り二週間。
生徒さんたちのレッスンも追い込みモードに突入。
先週のレッスンから、生徒さんたちが曲を通して弾き終えた後に、「今の演奏で良かったところは?前回より上手になったところは??」「良くなかったところは?もっと良くなりそうなところは??」等と質問することが増えてきました。
その意図は・・・。
自信の演奏を振り返り、「自分で自分の演奏に対し評価ができる客観性を養うこと。」それを通して「自分で自分を教えられるようになること。」「自分の良さに気づくこと」
自分で自分の演奏を振り返り、思ったことを自分の言葉で伝えられる生徒さんと、それが難しい生徒さんでは演奏と、自宅練習での効果が断然違ってくることに気づきました。 *勿論、年齢・経験等による個人差がございます。
そのためには「楽曲の理解」「自分の音を常に聴くこと」「何をどうすれば良いか、基本をしっかりと理解し、心・頭・指が連動すること」「練習のやり方が身についていること」等大切な要素があります。
本番に向けてのレッスンを通し、私自身が改めて「振り返り」の重要性、「振り返るための力を身につける」ことの重要性に気づくことができました。そのことに気づかせてくれた生徒さんたちに感謝です!!
みなさんいつもありがとう!!
伊藤寛之
一昨日、原田英代先生のご著書『ロシア・ピアニズムの贈り物』出版記念 ピアノ・レクチャーコンサートを拝聴してまいりました。
会場はヤマハ横浜店5階A教室。
ロシアピアにズムの本質は、「音楽の語り」でり、「ロシア人は、ダイナミックなことが好き」なので、「フレーズの抑揚が」重視されること、帝政ロシアからの歴史の概略、ロシアの自然、重量奏法についてとお話が進んだところでレクチャーの開始。
…
重量奏法に必要な姿勢、手と指、腕、肩、鎖骨、首などの関連性について、希望者が原田先生によるレクチャーを受けました。
レクチャーがひと段落したところで、いよいよ演奏の開始。
一曲ずつ解説を交えながら以下の曲が演奏されました。
ラフマニノフ『前奏曲』Op.3-2、Op.32-12『幻想小曲集』より「エレジー」
チャイコフスキー『四季』より2月「謝肉祭」3月「ひばりの歌」『ドゥムカ』
シューベルト『即興曲』Op.90-2
演奏されるすべての音が意味を持ち生きた音として語られ・伝わってくる・・・。
充実した幸せなひと時でした。
今度は、ホールトーンで原田先生の演奏を聴きたい!!
終演後、先生の御著書にサインをいただきました☆
導入期の指導に使用している『バスティン・ピアノパーティー』シリーズ。
『ピアノパーティーA』の中に《にひきのくろねこ》とい曲があります。曲には「はちが おいかけて~ ねこが かくれたよ~」と歌詞が付いています。
4歳女の子Sちゃんのレッスンでの一コマ。
上記の曲を一緒に歌いながら弾き終わってSちゃんが一言。
「せんせいおおきすぎるよ!!」
私は「かくれたよ~」を小さな声で歌ったのですが、Sちゃんのピアノの音と歌声は、私の声よりもさらにさらに小さかったのです!!
Sちゃんは、隠れた猫が蜂に見つからないように、歌詞と音楽に共感して表現していたのです!!私は感動しました。
この共感力と・感性が頼もしいです☆