今日は、金子勝子先生の『指メトード』公開セミナーを受講して参りました。
指導歴50年の中で培われた「指の支え(強い指)」を作るための秘伝を惜しげもなく公開してくださいました。
先ずは私自身が実践し、生徒さんに還元して行きたいと思います。
御著書
セミナー修了後に、金子先生(中央)と大学の同期生・前田先生(左)と共に☆
発表会まで残り二週間。
生徒さんたちのレッスンも追い込みモードに突入。
先週のレッスンから、生徒さんたちが曲を通して弾き終えた後に、「今の演奏で良かったところは?前回より上手になったところは??」「良くなかったところは?もっと良くなりそうなところは??」等と質問することが増えてきました。
その意図は・・・。
自信の演奏を振り返り、「自分で自分の演奏に対し評価ができる客観性を養うこと。」それを通して「自分で自分を教えられるようになること。」「自分の良さに気づくこと」
自分で自分の演奏を振り返り、思ったことを自分の言葉で伝えられる生徒さんと、それが難しい生徒さんでは演奏と、自宅練習での効果が断然違ってくることに気づきました。 *勿論、年齢・経験等による個人差がございます。
そのためには「楽曲の理解」「自分の音を常に聴くこと」「何をどうすれば良いか、基本をしっかりと理解し、心・頭・指が連動すること」「練習のやり方が身についていること」等大切な要素があります。
本番に向けてのレッスンを通し、私自身が改めて「振り返り」の重要性、「振り返るための力を身につける」ことの重要性に気づくことができました。そのことに気づかせてくれた生徒さんたちに感謝です!!
みなさんいつもありがとう!!
伊藤寛之
一昨日、原田英代先生のご著書『ロシア・ピアニズムの贈り物』出版記念 ピアノ・レクチャーコンサートを拝聴してまいりました。
会場はヤマハ横浜店5階A教室。
ロシアピアにズムの本質は、「音楽の語り」でり、「ロシア人は、ダイナミックなことが好き」なので、「フレーズの抑揚が」重視されること、帝政ロシアからの歴史の概略、ロシアの自然、重量奏法についてとお話が進んだところでレクチャーの開始。
…
重量奏法に必要な姿勢、手と指、腕、肩、鎖骨、首などの関連性について、希望者が原田先生によるレクチャーを受けました。
レクチャーがひと段落したところで、いよいよ演奏の開始。
一曲ずつ解説を交えながら以下の曲が演奏されました。
ラフマニノフ『前奏曲』Op.3-2、Op.32-12『幻想小曲集』より「エレジー」
チャイコフスキー『四季』より2月「謝肉祭」3月「ひばりの歌」『ドゥムカ』
シューベルト『即興曲』Op.90-2
演奏されるすべての音が意味を持ち生きた音として語られ・伝わってくる・・・。
充実した幸せなひと時でした。
今度は、ホールトーンで原田先生の演奏を聴きたい!!
終演後、先生の御著書にサインをいただきました☆
導入期の指導に使用している『バスティン・ピアノパーティー』シリーズ。
『ピアノパーティーA』の中に《にひきのくろねこ》とい曲があります。曲には「はちが おいかけて~ ねこが かくれたよ~」と歌詞が付いています。
4歳女の子Sちゃんのレッスンでの一コマ。
上記の曲を一緒に歌いながら弾き終わってSちゃんが一言。
「せんせいおおきすぎるよ!!」
私は「かくれたよ~」を小さな声で歌ったのですが、Sちゃんのピアノの音と歌声は、私の声よりもさらにさらに小さかったのです!!
Sちゃんは、隠れた猫が蜂に見つからないように、歌詞と音楽に共感して表現していたのです!!私は感動しました。
この共感力と・感性が頼もしいです☆
昨日、横浜みなとみらいホール大ホールに於いて、グレンツェンピアノコンクール横浜地区予選が行われました。
小学3・4年Aコースに生徒二名が出場し、Hちゃんが準優秀賞、Hくんが優秀賞に入賞し予選を通過いたしました☆
おめでとうございます!!
練習を初めてた頃と、昨日の本番での演奏を比べると大きな成長を感じられ頼もしく思いました。また、そこに至るまでの本人たちの努力を大いに讃え、サポートくださったご家族の皆様に衷心より感謝申し上げます。