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あきになりました。

小学3年生のHちゃんが、一緒にレッスンへ通ってくれているお姉ちゃんのレッスンが終わるまでの待ち時間に、画像(クリックで拡大可)のお話と絵を書いて、私にプレゼントしてくれました。
なかなか良く書けているので、皆様にもご紹介させていただきます。


ちなみに、題材はレッスンのご褒美シールで、課題が一つ合格するごとに一枚貰えることになっています。

貰った、野菜とハロウィンのシールから、秋と10月。10月のイベントを八百屋さんを舞台に展開し、「ついでにレタスをくれました。」という落ちまでついていて見事だなぁ。と感心したのと同時に、とても愉快な気持ちになり大笑いしてしまいました。

国語の専門家ではありませんが、起承転結ができているので、普段から本を良く読んでいるのかな?国語が好きなのかな??曲によっては、曲に歌詞やお話をつけさせてみたらさらに表現の幅が広がるかも!?などと想像を廻らせながらこの記事を書いております。
レッスンのヒントはどこに潜んでいるかわかりません(笑)
※この生徒さんは、楽曲を“きっちりと”弾くことが得意です。

おとのなまえ

伊藤ピアノレッスンスタジオでは、導入期の生徒さんの教材に『バスティンメソッド』を使用しています。

バスティンメソッド』は、アメリカのピアノ教育家バスティン夫妻が考案されたメソッドで、「おとのなまえ」を、ABCDEFGと「英語」で導入していきます。
ちなみに、皆様がよくご存じのドレミはイタリア語です。

英語の「おとのなまえ」を知っておくことのメリットはなんといってもコードネームに繋がる点です。
コードネームは、「おもにポピュラー音楽で用いられる和音(コード)の略記法。」(音楽中辞典・音楽之友社より)です。
根音(和音の基本型で一番下の音。コードネームがCだったら、ドミソの和音になる)を楽譜に付記(右譜例○で囲んでいる)することで、奏者はそのコードネームをもとに、曲に自由に伴奏をつけたり、既存の伴奏にアレンジすることができます。

私のレッスンでは、英語の「おとのなまえ」の導入の際に、イタリア語の「らしど」と、英語の「ABC」を、「AらBしCど」といった具合に双方の「おとのなまえ」をリンクさせながら、カードや積み木を使い楽しく覚えていきます!

さらに発展していくと、調性(ハ長調など調の名前)を英語と日本語で覚えることができたりと、英語でおとのなまえを覚えるメリットがあります。
国際コンクールなどのプログラムの調性表記は、英語が主流となっています。

第六回仙台国際音楽コンクールプログラムより

後輩の誕生☆

この度、伊藤ピアノレッスンスタジオに通う高校3年生のN.O.さんが私の母校、洗足学園音楽大学ピアノコースAO入試に見事合格いたしました!!

N.O.さんは、私がピアノ指導を始めた約13年前から通ってくれている生徒さんで、お母様のご希望もあり幼少期から音楽大学受験を視野に入れたレッスンをして参りました。

これまでの道のりは決して平坦なものだけではありませんでしたが、高校生になってからは音大を受験するという本人の意志もより強固なものとなり、ピアノ実技のレッスンだけではなく、楽典(音楽理論)や聴音のレッスンも本格的に行うように。

今年に入ってからは、洗足学園音楽大学N先生のレッスンにも通い、表現力に更に磨きをかけて合格に至りました。

晴れて、私の後輩一人目の誕生です☆

これからは、指導者としては勿論、良き先輩としてもOさんのサポートを続けていきたいと思います。

N.O.さん、本当におめでとうございます☆ここまでサポートしてくださったご両親をはじめ、ご家族の皆様、N先生にも感謝申し上げます。