Category Archives: レッスンの一コマ

春の○○りんごキャンペーン♪実施中

問題です!(笑)

本日のブログタイトル「○○りんご」の○○に入る言葉はなんでしょ~う!?

ヒントは、白雪姫!

皆さんもうおわかりですね。そう「どく」の二文字が入ります!

えー、新年度早々「どく」とは「なんとまぁ・・・穏やかでない!」とお感じになる方もいらっしゃると思いますが、この「春のどくりんごキャンペーン♪」ちゃんとレッスンに関係あるのです。                           何と関連させているかというと「休符」です。楽譜の中には、音部記号や調号、拍子記号。そして音符などたくさんの記号が出てきます。                         そういった記号の中でも、「休符」をきちんと「休符」として理解し、扱えている生徒さんが意外と少ないと感じ、先ずは休符に興味を持って貰おうと始めたのが「春のどくりんごキャンペーン♪」です。

キャンペーンの内容はいたって簡単。            曲中に出てきた「休符」に気がついていなかったり、正しく処理できていなかった場合に、「はーい、春のどくりんごキャンペーン実施中でーす!!(笑)」と街頭でポケットティッシュを配る要領で「どくりんごカード」を手渡します。(4分の4拍子の場合、四分休符一つは、一拍分の休みになるので、できていなかった場合はカード一枚)そして、生徒さんの楽譜には、「どくりんご」を書き込みます。すると生徒さんの注意は「休符」に向き、意識して休符を処理できるようになるのです!

幼児、小学低学年の生徒さんには、「白雪姫はどくりんごを食べて倒れちゃうんだよ。そうして王子様が助けてくれるんだけど、先生の知り合いに王子様がいないから食べないように自分で気をつけてね!」とお話ししています。

新年度がスタートし、これからも伊藤ピアノレッスンスタジオでは、生徒さんが楽しく・生き生きとピアノに取り組めるレッスンを展開してまいります。

曲のタイトルを表現に結び付ける

ブルクミュラー『25の練習曲』Op.100のレッスンでの一コマ。

第22曲『バルカロール』

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曲にも慣れてきて、フレーズ感も明確になってきたRちゃん。今回は、左手の和音それぞれの響きを生かしてメロディーとの関わりを結びつけるレッスン。

さて、和音の響きも感じられるようになったところで仕上げ。

イタリアのベニスの場所を世界地図で調べ、イメージ写真を目の前に演奏。

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お~!!集中力が高まり穏やかなゴンドラの揺れ、ゴンドラ漕ぎの歌が感じられる素敵な演奏になりました☆

イメージを音にする感覚は一人ひとり違う部分もありますが、何かを一生懸命表現している音は必ず聴き手に伝わります。

「人に伝わる音」を大切にレッスンしていきたいと思います。

 

 

共感・感性

導入期の指導に使用している『バスティン・ピアノパーティー』シリーズ。

『ピアノパーティーA』の中に《にひきのくろねこ》とい曲があります。曲には「はちが おいかけて~ ねこが かくれたよ~」と歌詞が付いています。

4歳女の子Sちゃんのレッスンでの一コマ。

上記の曲を一緒に歌いながら弾き終わってSちゃんが一言。

「せんせいおおきすぎるよ!!」

私は「かくれたよ~」を小さな声で歌ったのですが、Sちゃんのピアノの音と歌声は、私の声よりもさらにさらに小さかったのです!!

Sちゃんは、隠れた猫が蜂に見つからないように、歌詞と音楽に共感して表現していたのです!!私は感動しました。

この共感力と・感性が頼もしいです☆

えっ、当たった!!

昨日のOちゃん(6歳)のレッスンでミラクルが起こりました!

ピアノの音だけ(歌詞は付けずに、ドレミなどの音だけで)を使って、お昼ご飯に食べたものを私が質問し、音だけで答えてもらいました。

私が「♪ドーミーソミド」(心の中では、何食べた??と思って弾いています)

Oちゃんは「♪レーファファ・ラ・ラ」と弾いて答えました。

さて・・・すこーし考え、私は答えました。

「サンドイッチ!?」

Oちゃんも付き添いのお母様も驚きの表情!!

「えっ、当たり!!」

そう、当たったのです☆

このレッスンでの私の狙いは、聴いている人に自分の思いを音(音楽)に託して伝えること。聴き手は、弾いている人の心の言葉(思い)は分からなくても、弾き手がその思いを音(音楽)を通して人に伝えようとすることの大切さ・面白さを伝えたかったのです。

要は、音(音楽)を通してのコミュニケーション。音(音楽)で語れる楽しさを伝えていきたい!

Oちゃんは、音(音楽)でコミュニケーションが取れることを証明してくれました。

☆拍手☆DCIM0684 (2)