Category Archives: レッスンの一コマ

《ぶんぶんぶん》

まだ大譜表を読むことができなくても、「知っている曲」が弾きたい!!
生徒さんと親御さんのリクエストにお答えして、早速『みんな知ってる!プレリーディング曲集』を用意しました。

そのいきさつは…。

先週のレッスンで、大譜表を読むことに集中できなく、その後、メインテキストにもなかなか興味が向かなかったKくん(年長)。
レッスン終了後に、レッスンに付き添われていたお父様からご提案を頂きました。
「発表会では、Kも知っている曲を弾いたので、練習も楽しくできていたようです。普段のレッスンでも、一月に一曲くらいの長期スパンで知っている曲も取り入れてもらえないでしょうか。」
すかさずKくんも、《ぶんぶんぶん》が弾きたいとリクエスト!
私はハッとしました!
そしてお父様のご提案に全面的に賛同いたしました。
発表会が終わったばかりなので、読譜力をつけることや、メインテキストを進めることばかりに気を取られてしまっていたのです。
指導者の価値観と、生徒さんの価値観の擦り合わせの必要性に改めて気づかされる出来事でした。
こういったご意見を大切に、指導者としての立場からの価値と、生徒さん側の価値とニーズに柔軟に対応し、一人ひとりの生徒さんに寄り添ったより良いレッスンをできるように精進して参ります。

大人だって嬉しいですよね♪

7月2日(日)の発表会まで一月を切り、本番に向けたレッスンも大詰めを迎えつつあります。

発表会では、連弾に賛助出演してくださるお母様が数人おります。

先週その中の一組のレッスンがありました。お母様は幼少の頃ピアノの経験をお持ちで、数十年ぶりのレッスンに緊張のご様子。曲は一通り弾けていましたが、その演奏には納得のいかないようでした。私は、「具体的に演奏のどこがうまく行かず納得出来ないのか」をお聞きし、その答えに対する奏法をお伝えしました。その日は、お伝えした奏法がなんとかできた時点で時間切れ。

そして昨日は二回目のレッスンでした。曲を弾き終えたお母様の快心の笑顔と「できましたねー!」の一言がとても印象的でした!!先週上手くできなかった奏法をすっかりご自分のものにされていました。

お仕事をされていて、忙しい日常生活の中で練習されていることを思うと頭の下がる思いです。

本番当日に向けて、更に素敵な演奏に仕上がるように応援させていただきます!

あのぉ・・・すごいじゃん!!

あのぉ・・・                       それはレッスンの度に言い続けてきたんですけど(笑)

この書き出しでは、何のことを言っているのかさっぱり分かりませんよね(^_^;)

冒頭の言葉は、7月2日(日)の発表会に向けて、ある曲をレッスンしているYちゃん(小2・女の子)の昨日のレッスンでの私の発言です。

Yちゃんが練習している曲には、八分音符が8つ続く少々弾きにくい音型が出てきます。Yちゃんはこの音型を弾くことが苦手で、音がそれまでよりも弱々しくなり、リズムも崩れとても弾きにくそうにしています。私はどうすれば弾きやすくなるかここ一月半ほどずっと同じ事を言い続けて、実際にその方法も実演してきましたが(手首を高くして等)、なかなか良くなりません・・・。

それがなんと、昨日のレッスン中に音が弱々しくなることも、リズムが崩れることもなく弾けるようになったのです!!

どういう事が起きたかと言いますと、

いつものように例の音型のレッスン中、突然Yちゃん本人が弾きやすい手首の使い方に気づいたのです!

そしてYちゃんは、私に「ここの部分を弾いて見せて」と言います。                           それを見たYちゃん、「先生も同じ弾き方をしてる!!」と大感激(笑)

あのぉ・・・、この弾き方は今までもずーっと教え続けてきたんですけど。

自ら気づいたことてすごいですよね!100回(大袈裟に)言ってもできなかったことが、一瞬で出来るようになってしまうんですから。

Yちゃん、ブラボー!!

春の○○りんごキャンペーン♪実施中

問題です!(笑)

本日のブログタイトル「○○りんご」の○○に入る言葉はなんでしょ~う!?

ヒントは、白雪姫!

皆さんもうおわかりですね。そう「どく」の二文字が入ります!

えー、新年度早々「どく」とは「なんとまぁ・・・穏やかでない!」とお感じになる方もいらっしゃると思いますが、この「春のどくりんごキャンペーン♪」ちゃんとレッスンに関係あるのです。                           何と関連させているかというと「休符」です。楽譜の中には、音部記号や調号、拍子記号。そして音符などたくさんの記号が出てきます。                         そういった記号の中でも、「休符」をきちんと「休符」として理解し、扱えている生徒さんが意外と少ないと感じ、先ずは休符に興味を持って貰おうと始めたのが「春のどくりんごキャンペーン♪」です。

キャンペーンの内容はいたって簡単。            曲中に出てきた「休符」に気がついていなかったり、正しく処理できていなかった場合に、「はーい、春のどくりんごキャンペーン実施中でーす!!(笑)」と街頭でポケットティッシュを配る要領で「どくりんごカード」を手渡します。(4分の4拍子の場合、四分休符一つは、一拍分の休みになるので、できていなかった場合はカード一枚)そして、生徒さんの楽譜には、「どくりんご」を書き込みます。すると生徒さんの注意は「休符」に向き、意識して休符を処理できるようになるのです!

幼児、小学低学年の生徒さんには、「白雪姫はどくりんごを食べて倒れちゃうんだよ。そうして王子様が助けてくれるんだけど、先生の知り合いに王子様がいないから食べないように自分で気をつけてね!」とお話ししています。

新年度がスタートし、これからも伊藤ピアノレッスンスタジオでは、生徒さんが楽しく・生き生きとピアノに取り組めるレッスンを展開してまいります。

曲のタイトルを表現に結び付ける

ブルクミュラー『25の練習曲』Op.100のレッスンでの一コマ。

第22曲『バルカロール』

DCIM1277

曲にも慣れてきて、フレーズ感も明確になってきたRちゃん。今回は、左手の和音それぞれの響きを生かしてメロディーとの関わりを結びつけるレッスン。

さて、和音の響きも感じられるようになったところで仕上げ。

イタリアのベニスの場所を世界地図で調べ、イメージ写真を目の前に演奏。

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お~!!集中力が高まり穏やかなゴンドラの揺れ、ゴンドラ漕ぎの歌が感じられる素敵な演奏になりました☆

イメージを音にする感覚は一人ひとり違う部分もありますが、何かを一生懸命表現している音は必ず聴き手に伝わります。

「人に伝わる音」を大切にレッスンしていきたいと思います。

 

 

共感・感性

導入期の指導に使用している『バスティン・ピアノパーティー』シリーズ。

『ピアノパーティーA』の中に《にひきのくろねこ》とい曲があります。曲には「はちが おいかけて~ ねこが かくれたよ~」と歌詞が付いています。

4歳女の子Sちゃんのレッスンでの一コマ。

上記の曲を一緒に歌いながら弾き終わってSちゃんが一言。

「せんせいおおきすぎるよ!!」

私は「かくれたよ~」を小さな声で歌ったのですが、Sちゃんのピアノの音と歌声は、私の声よりもさらにさらに小さかったのです!!

Sちゃんは、隠れた猫が蜂に見つからないように、歌詞と音楽に共感して表現していたのです!!私は感動しました。

この共感力と・感性が頼もしいです☆

えっ、当たった!!

昨日のOちゃん(6歳)のレッスンでミラクルが起こりました!

ピアノの音だけ(歌詞は付けずに、ドレミなどの音だけで)を使って、お昼ご飯に食べたものを私が質問し、音だけで答えてもらいました。

私が「♪ドーミーソミド」(心の中では、何食べた??と思って弾いています)

Oちゃんは「♪レーファファ・ラ・ラ」と弾いて答えました。

さて・・・すこーし考え、私は答えました。

「サンドイッチ!?」

Oちゃんも付き添いのお母様も驚きの表情!!

「えっ、当たり!!」

そう、当たったのです☆

このレッスンでの私の狙いは、聴いている人に自分の思いを音(音楽)に託して伝えること。聴き手は、弾いている人の心の言葉(思い)は分からなくても、弾き手がその思いを音(音楽)を通して人に伝えようとすることの大切さ・面白さを伝えたかったのです。

要は、音(音楽)を通してのコミュニケーション。音(音楽)で語れる楽しさを伝えていきたい!

Oちゃんは、音(音楽)でコミュニケーションが取れることを証明してくれました。

☆拍手☆DCIM0684 (2)