目からウロコ

本日午前中、ヤマハ横浜店さんで行われた、馬場マサヨ先生のピアノ指導法講座を受講して参りました。
馬場先生は名古屋の金城学院大学で教授を務められているて方で、導入期の小さな人からピアノ指導者まで幅広くプロフェッショナルで素晴らしいご指導をされています。
その先生のご著書《目からウロコのピアノ指導法》講座3回シリーズの最終回が本日の講座で、第3章の不自然なフォームの直し方(子供に届く言葉で伝える)でした。

本題に入る前に、これまでの2回の講座のおさらいと、補足のお話があり、導入期の生徒さんに読譜力をつけるために馬場先生が使用されているテキストを具体的に教えていただき、進め方を教えてくださいました。

更に、聴く力を伸ばすためのアイテム《抱っこスピーカー》の紹介をしてくださいました。
ショパンの《ノクターン》や、シューベルトの《即興曲》を弾くようになった段階では練習時間の3分の1は質の高い音楽を聴くことによって、感受性や音楽性が決まってくるというお話にすこぶる共感。

本題の不自然なフォームの直し方では、「演奏する姿勢が悪い」「肩が上がる」「指の形が良くない」場合の直し方を、欧米人の動作やピアノ奏法と、日本人のそれとの違いを比較し具体例を示されながら、まさに《目からウロコ》の指導法をご教示くださいまさた。

ちなみに私自身、大人の生徒さんと、自らのピアノ奏法に悩んでいた時に先生のご著書に出会い、本の中で書かれている奏法を取り入れたところピアニストの友人に「弾きか方変えた?音がすんごく良くなってる!」と言ってもらえる程の結果が出ました。
馬場先生に直接指導を受けたわけではありませんが、今日の講座で先生ご自身の奏法を目の当たりにし、私自身が取り入れた先生の奏法の方向性が合っている事を確信いたしました。
講座終了後、ご著書にサインをいてだき、前述のエピソードをお話させて頂いたところ「いくつからでもピアノは上手くなります」との励ましのお言葉をいただきました。

3回の講座を通じて馬場マサヨ先生の大ファンになりました(笑)
私の生徒さん方にも馬場先生のレッスン法、ピアノ奏法を取り入れお伝えして行きたいと思います。