いよいよ来週です。

発表会を来週の日曜日に控え、レッスンも大詰めを迎えております。

日々一生懸命に練習を重ね、演奏の完成度が高い生徒さん。練習をしていても苦手な点の改善が難しい生徒さん。一人ひとりが自分の演奏に対して真剣そのものです。

先週のレッスンから、自分の演奏を客観的に聴き良い点を生かし改善点に気づいてもらうために、スマホで演奏を録画しながらレッスンすることを取り入れ始めました。

この方法がとても良く、聴けているようで聴けていない自分の音を客観的に聴くことで私が何度指摘しても直らなかった音のバランスや強弱、テンポやリズムが良くなることが多々見受けられます。

ピアノの練習には自分の演奏と理想(あるべき)とする演奏の擦り合わせを客観的(レッスン、録画)に行う作業の必要性、それによって得られることの大きさに改めて気づかされました。

引き続きこの方法も用いながらレッスンを進めていきたいと思います。

※録画は、本人或は保護者様の了承を得て行っており、録画したものは演奏確認後生徒さんの目の前で削除しており、保存はしておりません。写真は私本人です(笑)

大人だって嬉しいですよね♪

7月2日(日)の発表会まで一月を切り、本番に向けたレッスンも大詰めを迎えつつあります。

発表会では、連弾に賛助出演してくださるお母様が数人おります。

先週その中の一組のレッスンがありました。お母様は幼少の頃ピアノの経験をお持ちで、数十年ぶりのレッスンに緊張のご様子。曲は一通り弾けていましたが、その演奏には納得のいかないようでした。私は、「具体的に演奏のどこがうまく行かず納得出来ないのか」をお聞きし、その答えに対する奏法をお伝えしました。その日は、お伝えした奏法がなんとかできた時点で時間切れ。

そして昨日は二回目のレッスンでした。曲を弾き終えたお母様の快心の笑顔と「できましたねー!」の一言がとても印象的でした!!先週上手くできなかった奏法をすっかりご自分のものにされていました。

お仕事をされていて、忙しい日常生活の中で練習されていることを思うと頭の下がる思いです。

本番当日に向けて、更に素敵な演奏に仕上がるように応援させていただきます!